2021年1月号(全頁はここをクリックしてください。)①前回(12月号)の解答②今回(1月号)の問題 ③お正月用特別問題(パズルではなくゲームです。巣ごもりゲームです)
新年明けましておめでとうございます。本年も拙ブログのご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
ではまず前回(12月号)の解答です。
①前回(12月号)の解答
29日月初が水曜の解答は、前回(12月号)のヒントの中にもう一つ別なものがあり、上記の解答と合わせて、都合3パターンが今のところ見つかっています。
以上で前回の解答を終了します。
②今回(1月号)の問題---カレンダー分割パズル拡大版
根気の要る前回の問題だったと思いますが、達成感が大きく人によってはもう少し P.1やりたいと感じている方も少なくないのではないでしょうか。そこで、拡大版分割
パズルです。
前回は 31日、28日---2等分 30日、29日---3等分
でしたが、今回は 31日、28日---3分割 30日、29日---2分割
で行きたいと思います。合計値がそれぞれ3,2では割り切れないため、等分ではなく別の条件で分割することになりますが、なるべく等分に近い(グループの数の合計値が1しか違わない)グループで分割するという事にすると、各日にちのカレンダーを下記の条件で分割することになります。
31日---日にちの合計値496→165、165、166 の3グループに分割
28日---日にちの合計値406→135、135、136 の3グループに分割
30日---日にちの合計値465→232、233 の2グループに分割
29日---日にちの合計値435→217、218 の2グループに分割
図中のカレンダーは全て左端が月曜日としています。(実際は何曜日でも答えに影響はありません。)ただし、分割して出来たグループの形状は前回と同じで、一塊の矩形(どの頂点の内角も90°または270°である。)でなければなりません。また、あるグループがあるグループの中にすっぽり入ってしまうのも一塊の矩形である限り可とします。
では問題図です。3分割より2分割の方が易しいと思われ、先に2分割の方を示しました。
なお、このパズルを解くには、いくつかの日にちの値を合算することが欠かせませんが、そのヒントは前号(12月号)の問題に記載していますので、12月号を見ておられない方は12月号問題の最初の部分を先に見られることをお勧めします。
③お正月用ゲーム
カレンダーの分割にだいぶ慣れてきたことと思います。そこで、このパズルを応用したゲームを考えました。小学高学年以上のお子さんがおられるご家庭なら(いなくても夫婦だけでも)ご家族一緒に遊べます。
※下記説明文の中で、赤文字部分を1/7に変更・追加しました。
ゲームのやり方
ⅰ。ある一か月のカレンダーを参加人数分用意する。(28種類のカレンダーのうちのどれでもよい)
ⅱ。第一親、第二親を決める
ⅲ。第一親が[15以上で[カレンダーの日にちの合計-15]以下の値を一つ決める。
ⅳ。第二親が[15以上でカレンダーの日にちの全合計数-15-ⅲの値以下の値]を30秒以内に決める。第一親が決めた値と同じでもよい。
ⅴ。二つの数が決まったら、参加者は一斉に、日にちの合計が、ⅲ,ⅳと残り、になる3個 のグループに分割する。(残りがない場合は2グループになる)この時各グループの形状は残りのグループを除いて、一塊の矩形になることが条件です。
ⅵ。分割出来た者順に順位が決まる。但し、30分(30分でなくてもよい)経過して誰も出来ない場合は引き分けとする。(多分、分割が不能な場合に出現)
以上です。大抵の値で分割できそうだから不思議です。ぜひやってみて下さい。
※巣ごもりパズル
私は、毎朝一問(好きなカレンダーを紙に書いて作り、A=15以上でカレンダーの日にちの全合計数-15以下、B=15以上でカレンダーの日にちの全合計数-15-A以下、のA,B二つの数をかってに決めて、その分割図を探す作業)をやっています。いままで数十問やっていますが、必ず分割図は見つかっています。巣ごもりパズル(一人遊び)として最適です。皆さんもぜひ試してください。
以上で今回(1月号)の問題を終了します。お孫さんが小中学生であれば、3世代で楽しめるパズルですので、ご家族の皆さんで一緒に挑戦して下さい。一味違ったお正月になるでしょう。
以上で今回(1月号)の記事を終了します。
※更新日(2021年1/1)の訪問者数 PC 15人







