①前回（9月号）の解答

※上記問1の解2の下から二行目の「△ABEは、直角三二等辺角形」は「直角二等辺三角形」が正しいです。

　小学生（中学受験生）なら、解2の図Cを連想するのは結構慣れている筈で、大人より気づきは早かったかも知れません。また、中学三年生以上であると、平方根に慣れてくるので、問2の△BEDが、縦横√2と2√2がすぐわかり面積は（√2×2√2）/2＝2.0と出せると思います。さらに、縦横1：2、1：3の長方形の対角線は√5、√10であることから長さの比1：√2即ち面積比1：2なることもわかり、相似図形がすぐ探せる（問3の図C など)ことになります。新しい記号（√）の威力が実感できます。ただ、パズルとしては、あくまで小学生の演算レベルであれこれいじれる方が面白みはありますね。
なお、解2の図Cが思い描ければ、点A、B、R、Eを通る円を考え、円周角は等しいことから、∠AEB=∠ACB＝45°や∠AEB=∠ACB、などが瞬時に思いつくことでしょう。これも小学生から見れば高度な数学的事象の駆使ですが、「おーなるほど」と言えるだけで、パズルとしての面白さではやはりいまいちです。
※上記問1の図Aの角度aをarctan(アークタンジェント）1/2－－－2行って1上った勾配の角度のような意味、角度bをarctan1/3と呼ぶ記号があることを思い出しました（高1,2の分野）。つまりarctan1/2＋arctan1/3＝45°＝arctan1という事です。昔の人は色々便利な記号を考えたものですね。（2020年11/4記）

以上で前回の解答を終了します。

②今回（10月号）の問題－－－数独に迫るか、この難しさ・面白さ！

※上記5等分の図で（　）内の「ア～ウの3図」は「ア、イ、エの3図」が正しいです。

お疲れ様でした。
このパズルは、数独と異なり特定の問題図が要りません。正方形を縦横何等分かしたマス目が書けさえすれば、いつでもどこでも取り組めます。さらには、9等分まででなく10等分、11等分－－－の場合と無限に問題図は出来、ご興味ある方はぜひチャレンジしてみて下さい。頭の体操にぜひ完全制覇されますことを。但し、寝る前や電車の中でやると、夜更かしや乗り越しのリスクがありますので注意されたし！
以上で今回（10月号）の問題を終了します。
以上で今月（10月号）の記事を終了します。

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※10月1日更新日訪問者数　　PC32人携帯4人（日本時間の夜中に増えるので、海外在住の訪問者の方が多いかと思われます。）