10月号---計算せずに計算する法(受け売り問題)
今回は、悔しいですが、あるパズル本からの受け売りです。この問題(問題文は変えて
います)を見たとき、やられた!と思いました。あまりにも面白いので、このブログに
取り上げました。これこそが納得せざるを得ない面白パズルですね。尚、この計算せず
に計算する方法の前に、補助問題として、問1(誰でもやったことがある筈)を掲載しま
した。
問1.
『1から10まで足すといくつになるでしょうか。』
ヒント:通常は、両端、その内側の両端---の数を足していく方法と、両端の数の合
計を2で割って平均値を出し、それを10倍する方法、はたまた等差数列の和の公式を
使うのも ありますね。それ以外では、階段状のグラフを描いて考えるのもあります。
問2.
『ある被災地のボランティアの数は、毎日決まって一人ずつ増えて行くといいます。
初日131人が参集しました。では10日目までには延べ何人が従事したことになる
でしょうか。初日は131人、二日目は132人と、足していけば良いわけですが、別
な方法でやると計算しなくてもすぐ答が分かるのだそうです。是非考えられたし。』
ヒント:何かに55を足すのも、平均値を出すのも、やはり計算になってしまいます。
問1のヒ ントの階段状のグラフを描いて考えるのが有効のようです。
答と解説(感想と類題等)は11月1日公開予定の11月号に掲載します。
9月号の答と解説
