8月号---メイクテン問題
0を含まない4個の一桁の数と、四則演算記号、およびカッコを用いて、答えが10になる式を考え出すパズルを、メイクテン問題と言っているようです。不思議なことに、大抵の4個の数で、その式が作れるから面白いです。ただし、4個が全て異なる数である必要はなく、又数の並びは自由ですが、数をいくつか続けて読んで複数の数にはしないのがこの場合の決まりです。この決まりで行くと、例えば
1234 なら 1+2+3+4=10
2345 なら 3ー2+4+5=10
3456 なら 3ー4+5+6=10
4567 なら 4+5ー6+7=10
1789 なら(1+7)÷8+9=10
2789 なら 2+7ー8+9=10
3789 なら 3+7×(9ー8)=10
というように9割以上の確率(全 495通りの4つの数ができますが、そのうち10になる式が作れないものは47個です---ある数学マニアの受け売り)で、10にする式が作れるから驚きです。さてここからが問題です。
問題1)上記のルールで、1,1,9,9及び9,9,9,9 の4個の数を使い、それぞれ10になる式を
作って下さい。ヒント:どちらもカッコが必要です。
問題2)上問で出来た式と全く同様の式に、別な8通りの四つの数(4個すべてが同じでなけ
れば別な式とみなします。)を入れて、10になる式をそれぞれ8通りづつ作ってく
ださい。8通り以上作れるかもしれませんが、8通りには意味があります。上
問で 作った式 と 合わせて全部で9通りになるからです。
解答もどき物は、9月1日公開予定の9月号に収載します。
7月号の解答
